以前、仕事を紹介してもらって働いていた大手人材派遣会社では、給与明細がWEB上で閲覧できるシステムでした。たいていの派遣会社だけではなく、大手の企業であっても給与明細は紙で毎月毎月送られてきて、確認できるというものです。

しかし、紙ベースでの給与明細は給与計算がされてから、印刷されて、受給者の手元には郵送などの方法で届けられます。そのため、多くの人の手を介し、紙や郵送費などのコストもかかるので非効率的であるように思います。紙ベースの給与明細も勤続20年など長い期間勤務していると保管するのも場所をとり大変です。

紙の給与明細にもその良さはもちろんあると思います。給与が支払われたという実感を形で目の当たりにできるし、その場で封を切れば金額を確認することもでき便利です。しかしWEBで実際に給与明細をもらった時には、支払い明細を振込み日には確実に閲覧することができ、残業代や出社日数などの誤りなども即座に確認することができます。それに、何よりも家計簿をデータで管理していたので、そのまま数値を反映させることもでき大変便利でした。紙も捨てる必要もなく、データで給与明細を保存しておくことができるのでデータ管理されている方には重宝すると思います。なかなか、大手企業になるとシステム構築から始まるのでできる企業とできない企業が出てくるのも仕方ないと思いますが、将来的にはWEBでの給与明細の閲覧は常識になっていくのではないでしょうか。

• 岸田 親中派